IPONZのヒアリングガイドラインの更新
ニュージーランド知的財産庁(IPONZ)は最近、商標審判の手続きに対していくつかの変更を実施しました。これらの更新内容を以下にまとめます。
ニュージーランド知的財産庁(IPONZ)は最近、商標審判の手続きに対していくつかの変更を実施しました。これらの更新内容を以下にまとめます。
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シンガポール特許法および特許規則に対する今後の修正案 – 知っておくべきこと
シンガポール知的財産庁(「IPOS」)は、2021年の知的財産(「IP」)(修正)法案(「法案」)およびそれぞれのIP関連法に対応する修正について広く意見を求めるパブリックコンサルテーションを2021年8月12日まで実施しました。現在、最終法案をシンガポール国会に提出する前に、法案作成と法案審査が行われているところです。
シンガポール知的財産庁(「IPOS」)は、2021年の知的財産(「IP」)(修正)法案(「法案」)およびそれぞれのIP関連法に対応する修正について広く意見を求めるパブリックコンサルテーションを2021年8月12日まで実施しました。現在、最終法案をシンガポール国会に提出する前に、法案作成と法案審査が行われているところです。
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臨床試験ルーレット:オーストラリアでの医薬品の特許取得は今や運次第
Mylan Health Pty Ltd v Sun Pharma ANZ Pty Ltd1 (「Mylan v Sun Pharma」)の訴訟の判決が1年少し前に下されましたが、この判決の影響が徐々に明らかになり始めました。拒絶理由として、Mylan v Sun Pharmaの訴訟に基づいて、臨床試験活動を報告するウェブサイトの投稿が新規性を無効にすることを挙げる審査官が現れています。最大の懸念事項は、特許出願人の臨床試験の提案が、その出願人の特許出願に不利になる形で引用されることです。つまり、医薬品および薬学的方法の発明者は、自身の研究提案の詳細を公開する必要があるか極めて慎重に検討し、オーストラリア国内および国外での特許保護を正当に求められるようにバランスを取る必要があることを意味しています。なお、本記事で議論するように、研究提案の詳細はしばしば公開する必要があります。臨床試験を開始する前に特許保護を申請できない発明者は、発明者が公開した臨床試験プロトコルを審査中に発見し審査官が、関連性があるとみなすかどうか、一か八かの賭けに出ることになります。
Mylan Health Pty Ltd v Sun Pharma ANZ Pty Ltd1 (「Mylan v Sun Pharma」)の訴訟の判決が1年少し前に下されましたが、この判決の影響が徐々に明らかになり始めました。拒絶理由として、Mylan v Sun Pharmaの訴訟に基づいて、臨床試験活動を報告するウェブサイトの投稿が新規性を無効にすることを挙げる審査官が現れています。最大の懸念事項は、特許出願人の臨床試験の提案が、その出願人の特許出願に不利になる形で引用されることです。つまり、医薬品および薬学的方法の発明者は、自身の研究提案の詳細を公開する必要があるか極めて慎重に検討し、オーストラリア国内および国外での特許保護を正当に求められるようにバランスを取る必要があることを意味しています。なお、本記事で議論するように、研究提案の詳細はしばしば公開する必要があります。臨床試験を開始する前に特許保護を申請できない発明者は、発明者が公開した臨床試験プロトコルを審査中に発見し審査官が、関連性があるとみなすかどうか、一か八かの賭けに出ることになります。
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オーストラリア連邦裁判所、特許権者自身の先登録商品を理由として医薬品特許期間の延長を取り消す
Merck Sharp & Dohme Corp. v Sandoz Pty Ltd FCA 947において、オーストラリア連邦裁判所は、特許権者の2つの登録商品を開示およびクレームする特許に関して、2つの登録のうち早く登録された方の時期を理由として、医薬品特許期間の延長の許可が誤りであったという判決を下しました。この判決によると、新しい医薬品の開発者は、登録を意図している2つの商品を同一特許内でクレームする場合、注意する必要があることを意味します。
Merck Sharp & Dohme Corp. v Sandoz Pty Ltd FCA 947において、オーストラリア連邦裁判所は、特許権者の2つの登録商品を開示およびクレームする特許に関して、2つの登録のうち早く登録された方の時期を理由として、医薬品特許期間の延長の許可が誤りであったという判決を下しました。この判決によると、新しい医薬品の開発者は、登録を意図している2つの商品を同一特許内でクレームする場合、注意する必要があることを意味します。
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実務上のメモ:シンガポールで外国ルート審査を利用する際の医薬用途クレームの取り扱い
2020年1月1日までは、国内または国際出願日が2020年1月1日以前のシンガポール出願、あるいは2020年1月1日以前に出願されたシンガポール分割出願の特許審査オプションとして、外国ルートを利用することができました。外国ルートの請求期限は、パリルート出願またはPCT国内段階移行出願の最初の優先日から54カ月、あるいは分割出願の実際の出願日から54カ月です。そのため、現在係属中であり、審査オプションとして外国ルートを引き続き使用できる出願が、少なくとも2024年6月30日までは存在することになります。
2020年1月1日までは、国内または国際出願日が2020年1月1日以前のシンガポール出願、あるいは2020年1月1日以前に出願されたシンガポール分割出願の特許審査オプションとして、外国ルートを利用することができました。外国ルートの請求期限は、パリルート出願またはPCT国内段階移行出願の最初の優先日から54カ月、あるいは分割出願の実際の出願日から54カ月です。そのため、現在係属中であり、審査オプションとして外国ルートを引き続き使用できる出願が、少なくとも2024年6月30日までは存在することになります。
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競合製品の外観の様相を「借用する」取引業者に対する「救済(RESCUE)」の必要性
Martin & Pleasance Pty Ltd v A Nelson & Co Ltd  FCAFC 80の判例研究 Martin & Pleasance Pty Ltd v A Nelson & Co Ltd FCAFC 80 の最近の判決において、オーストラリア連邦裁判所の大法廷は、Martin&Pleasance Pty Ltd(および関連企業)(総称してMartin)が、「RestQ」ブランドの補完医薬品を販売、宣伝、およびまたは供給することを制限する暫定的差止命令を認めるという連邦裁判所の判決を支持しました。
Martin & Pleasance Pty Ltd v A Nelson & Co Ltd  FCAFC 80の判例研究 Martin & Pleasance Pty Ltd v A...
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なぜ我々の創造物は創造できないのか
Thaler v Commissioner of Patents FCA 879 オーストラリア連邦裁判所は、オーストラリア特許庁による先の審決を覆し、人工知能(AI)がオーストラリア特許出願の発明者になり得ると結論づけました。発明者であることの意味の境界を試す世界的な一連の事件の一つとして、この判決はAIを特許出願の発明者として認めた最初の判決であると思われます。
Thaler v Commissioner of Patents FCA 879 オーストラリア連邦裁判所は、オーストラリア特許庁による先の審決を覆し、人工知能(AI)がオーストラリア特許出願の発明者になり得ると結論づけました。発明者であることの意味の境界を試す世界的な一連の事件の一つとして、この判決はAIを特許出願の発明者として認めた最初の判決であると思われます。
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ニュージーランドの蜂蜜生産者にとって「バグベア(悩みの種)」となったオーストラリアの商標判決
オーストラリア商標庁による最近の商標判決(Manuka Honey Appellation Society Incorporated v Lawrence Michael Howes ATMO 64(2021年7月7日)(「オーストラリアの異議申立」))により、ニュージーランドとオーストラリアの間で再び戦線が張られました。これは、ニュージーランドとオーストラリアの蜂蜜生産者の間での長年にわたる紛争の最新の動きです。
オーストラリア商標庁による最近の商標判決(Manuka Honey Appellation Society Incorporated v Lawrence Michael Howes ATMO 64(2021年7月7日)(「オーストラリアの異議申立」))により、ニュージーランドとオーストラリアの間で再び戦線が張られました。これは、ニュージーランドとオーストラリアの蜂蜜生産者の間での長年にわたる紛争の最新の動きです。
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判例研究:A.D. PADMASINGH ISAAC TRADING AS AACHI SPICES AND FOODS V VRAGOPIKA PTY LTD  [2021] ATMO 47(2021年6月4日)
2018年2月22日、Ragopikia Pty Ltd(出願人)は、第43類の「レストランサービス」および「ファストフード店舗」において商標AACHI INDIAN CUISINEの登録を申請しました。商標出願は受理されましたが、その後、A.D. Padmasingh Isaac(異議申立人)により異議申立が行われました。
2018年2月22日、Ragopikia Pty Ltd(出願人)は、第43類の「レストランサービス」および「ファストフード店舗」において商標AACHI INDIAN CUISINEの登録を申請しました。商標出願は受理されましたが、その後、A.D. Padmasingh Isaac(異議申立人)により異議申立が行われました。
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シンガポール:優先権主張の有効性および単一性欠如による拒絶に関する最新の手引き
シンガポール知的財産局(IPOS)は、2020年3月に特許出願の審査ガイドラインを更新し、優先権主張の有効性と単一性欠如による拒絶に関するさらなる説明を提供しました。
シンガポール知的財産局(IPOS)は、2020年3月に特許出願の審査ガイドラインを更新し、優先権主張の有効性と単一性欠如による拒絶に関するさらなる説明を提供しました。
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オーストラリア初:特許放棄に対する異議申立
オーストラリア特許庁による最近の判決 (Michael John Arieni v Sun-Wizard Holding Pty Ltd APO 20)で、Spruson&Fergusonはオーストラリアで初めて特許放棄を棄却することに成功しました(入手可能な公開記録に基づく)。この訴訟は、イノベーション特許の放棄に対する異議申立と、1990年特許法 (Cth) の第191A条に基づく権利紛争とを組み合わせたものでした。
オーストラリア特許庁による最近の判決 (Michael John Arieni v Sun-Wizard Holding Pty Ltd APO 20)で、Spruson&Fergusonはオーストラリアで初めて特許放棄を棄却することに成功しました(入手可能な公開記録に基づく)。この訴訟は、イノベーション特許の放棄に対する異議申立と、1990年特許法 (Cth) の第191A条に基づく権利紛争とを組み合わせたものでした。
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医薬特許の存続期間延長に関する最新情報:特許局長は小野薬品の判決を上訴し、オーストラリア特許庁は実務の更新を発表
オーストラリア特許局長は、最近弊所で言及した医薬特許の存続期間延長(PTE)に関連するOno Pharmaceutical Co, Ltd v Commissioner of Patents  FCA 643 (「小野薬品」)の連邦裁判所の判決に対して上訴しました。
オーストラリア特許局長は、最近弊所で言及した医薬特許の存続期間延長(PTE)に関連するOno Pharmaceutical Co, Ltd v Commissioner of Patents  FCA 643 (「小野薬品」)の連邦裁判所の判決に対して上訴しました。
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